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紅葉の堂平山、紫陽花の荻殿線 [ライディング]

本日、堂平山でたまたま紅葉と遭遇してきました。

小川の市街地から松郷峠を越え、いつものように松倉橋を目指します。
激坂をよじ登り松倉橋に着いてみると、橋の下の湧き水は、軽トラを使って水を採りに来た人に占領されています。いや、凄いですよ。荷台は1.8Lのボトルとポリタンクで埋め尽くされていました。湧き水の回りにも容器がいくつも置いてありました。

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【ここのモミジはまだまだ。】

これじゃ水は飲めないなと諦め、林道大野峠線を上ります。まさか熊かイノシシは出ないだろうなと、先の見えないカーブでは手前から「ほっ!ほっ!ほっ!」と声をあげました。
高篠峠に着いてからは白石峠に向かいます。定峰峠に行こうと思っていたのですが、何となく堂平山に上る気になりました。

上がってみて大正解。思いもよらず、紅葉に巡り会いました。今年初めて。コンデジで撮るのはもったいないなあと思いましたが、でも、まあ、今日持っているのは一応高級コンデジだから少しはマシだろうと、何とか撮影に及びました。イマイチ、いやイマニ思うようには撮れませんでしたが、まあ、棚ぼたにしては良い収穫でした。

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【老夫婦がベンチに座っていました。挨拶すると、自転車でここまで上ってくるなんて・・・・・という話になりました。私とはそう遠くないところにお住まいのようでした。】

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【下る途中、見事な落ち葉を見つけました。自転車をその中に入れてみました。】

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【実はこんなところ。】


下ってから定峰等に行きます。そして、そのまま東秩父側に降ります。そして、林道荻殿線を上がることにしました。割と久しぶりかな?
こちらは紅葉は見られませんでしたが、驚いたことに道の端に何本か紫陽花が咲いていました。オイオイ、もう11月だよ。あなたの季節は6月、梅雨の時期。何を間違えてんの?と思いましたが、まあ、彼らには彼らなりの必然性があるのでしょう。道は枯れ葉で埋め尽くされているところが、あちらにもこちらにも。

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七重峠からは小川町の赤木方面に下りました。そして帰還。短い時間ながら、効率的に楽しめる良いコースでした。

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三境林道を走る(2) [ライディング]

神戸駅を出た後、駅前の旧道を少し上流側に向かって走ると道が右カーブをしていますが、その左側にトンネルがトンネルが見えます。クルマが入れないようになっていますが、自転車ならすり抜けられそう。銀輪乗士さんの説明によると、何とそのトンネルはかつて鉄道が走っていたところだとのこと。ほお~・・・。

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トンネルをくぐると、砂利道。少し行くと、歩いて川を越える橋がありました。自転車を担いで渡ります。

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桜の葉が色づいています。なかなか見事だなあと思いましたが、渡ってみると、目の前にダムが見えます。草木ダムですね。

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その後は、このダムまで登るように県道を進みます。結構きついです。ダムの高さまでいっても更にその奥まで進みます。なおも登ります。右側に「不動滝」の標札があります。「寄っていきましょう」と銀輪乗士さん。少し脇道に入るとすぐに滝方面の道がありました。

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なかなかの雰囲気でしたが、残念ながら、瀧のすぐ近くまで言って見上げるように見る展望台へ、そこに至る直前の木道の手すりが壊れているから通行禁止とのこと。残念。

もとの県道に戻り、もうヒルクライムをしちゃった気分だなあと思った頃、やっとのことで銀輪乗士さんが、「そこを右に入ると三鏡林道です」と言ってくれました。150度位グルッと回って入ると、激坂です。銀輪乗士さんがサイコンを見ながら、「14%です。あ15%、16%」と恐ろしい数字を読み上げます。きついとは思ったけど、そこまでとは・・・。まさかこのままの勾配でずっと上まで行くんじゃないだろうなと心配になって聞くと、「まあ、こんなもんです」と意外且つ怖い返事。あまり日の差さない林道をじわじわと進みます。どこまで我慢できるかと思いながら漕いでいると、やっとのことで少し緩やかに。あとは上ったり下ったりをしながら、全体としては登っているようでした。

そして、周りを見渡すと、所々に黄葉が見えます。なかなか綺麗じゃわいと、所々でパチリ。

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【ここ、サルの群れがいたんですが、写真を撮ろうとしたら逃げてしまいました】


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最後の上り坂を上がると遂にトンネル。照明はありませんでしたが、路面は綺麗な舗装路。ライトは持っていなかったのですが、まあ、何とか通過。あとは激坂を下ります。ズーッと下っている間に寒くなって来ます。途中、”道路工事中なので、桐生市梅田には通り抜けられません”という表示が何度か出てきます。でも、オートバイは来るし、クルマは来るし、大丈夫だろうと坂を下ります。そして、遂に林道が終わり、梅田ダム方面に向かい始めてすぐ、橋の上をすべて使って工事をやっていました。自転車なので問題なく通してもらえましたが、クルマだったら相当待つことになったのでしょうね。

あとは、ダムを目指して下ります。でも、長いですね。集落も結構あります。こんなに梅田ダムの奥が深いとは思いも寄りませんでした。途中の川沿いで、微妙な紅葉をパチリ。

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【文化財もありました】


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そして、一気に桐生市内まで下ります。既に時間は2時半頃。やっている食堂・レストランはあるかと訪ねてみると、大通りに面した2軒目の店がやっていました。しかし、この店凄いです。”洋食・中華”と店先に書いてあったと思いましたが、入ってみたら壁一面にメニューが貼ってあります。いや、壁を埋め尽くしています。後で聞いたら、一体何種類あるのか、店の人も分かっていないとのこと。しかも、書いてないものでも、注文があれば作ってしまうとのこと。この店のメニューをすべて征服するのは不可能ですね。

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【右側の水槽の金魚は十数年生きているとのこと】

食べ終わって外に出ると既に3時を回っています。5時頃には日が暮れます。それまでに帰らなくては・・・。そこから、思い切って南下して、5時少し前に熊谷の別府沼公園に帰ってきました。

銀輪乗士さん、終始牽いて貰ってありがとうございました。だいぶ楽をさせてもらいました。でも、まあ、それなりに疲れましたけどね。またよろしくお願いします。

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三境林道を走る(1) [ライディング]

25日(土)、銀輪乗士さんと三境林道に行ってきました。群馬県桐生市梅田町と群馬県みどり市の草木湖の間を結ぶ林道です。真ん中にトンネルがあり、その両側ともなかなかの激坂です。

午前8時に熊谷の別府沼公園に集合しました。そして、銀輪乗士さんの先導で先ずは草木湖方面をを目指します。途中から利根川自転車道に乗って、上武大橋を渡り世良田から真っ直ぐ、大間々に向かいます。以前日光方面に行ったときはやたらと混んでいてしかも信号でしょっちゅう止められてストレスが溜まったのですが、今回はそんなことはありませんでした。スムーズに大間々に到着。やはり前で引いて貰うと楽です。
そして、大間々駅と高津戸峡に寄ります。紅葉の進み方は今一歩という感じでした。

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隣接した商工会のテント群でサーターアンダギーを一つ買って食べます。銀輪乗士さんはおやきを買っていましたね。

そして、国道122号を北上し、渡良瀬渓谷鉄道沿いに走ります。この道、上ったり下ったりを繰り返しますが、基本的には上り坂。勾配のない時は良いのですが、勾配がある程度ある上り坂が長く続くとすぐに銀輪乗士さんについて行けなくなります。

しばらく走ると、銀輪乗士さんが「上神梅(かみかんばい)駅」に寄りましょうと案内してくれます。国道から右側に坂を少し下ります。無人駅です。なかなかに風情があります。

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再び国道に戻り少し行き、今度は「道の駅くろほね」に寄ります。赤飯のおむすびを一つ買って食べます。ゆで卵入りの饅頭という不思議な食べ物が売っていましたが、それは次回のお楽しみということにしました。

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再び走りしばらく走ると、突然銀輪乗士さんが「あっ、キテンだ!」と叫びます。見ると、小動物が引かれて路肩に倒れています。勿論死んでいます。テンなら毛皮も高そうですが、もったいないですね。それ以上にかわいそうですが・・・。

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そして、今度は「水沼駅」によります。こちらも無人駅ですが、何と駅の中に温泉があります。

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ヘーエ、凄いなあと思いながら、またしばらく走ると、次は「神戸(ごうど)駅」によります。この駅はこの路線で唯一、駅員がいる駅だそうです。ここの駅舎もなかなか趣がありました。

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続きは次回。

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秋色の進む榛名山 [ライディング]

18日(土)、榛名山に登ってきました。今年まだ登っていなかったので、冬が来る前に行ってこようと思ったためです。

と言っても、ルートは一番軟弱な行き方。渋川回りです。深谷から利根川自転車道に上がって、渋川を目指します。ヒルクライムに備えて力をセーブするように、ペタリングに極力力を使わないように気をつけます。
渋川に到着後は、ともかく高い方に行きます。この街は大きな坂の上に出来ていて、その坂を登れば伊香保、更にその上は榛名湖ときています。だから、南向きに高い方を目指して進んでいけば自然に伊香保へ向かう路に遭遇するはずです。で、果たして、まあ、そんな具合になりました。

なかなか厳しい坂を登っていく内に、.少し腹に何かを載せたいと思えてきました。私は普段11時過ぎにはお昼を摂るようにしているのに、すでに11時30分。運動しているのだから、この先も考えて当然何か少し食べなくちゃ。確か途中にローソンが道の端にあったはず、と進んでいくと、ありました、ありました。記憶通りでした。

店の脇に同じ形のミニベロが2台駐まっているなあと思いながら自転車を止めると、ミニベロの脇に立っていた男性が話しかけてきます。「どこまで行くんですか?」と。榛名山までと答えると、「自分たちは石段までです」と言って、この前ロードバイクで榛名山に登ったけど今日はミニベロなので途中までです、とのこと。何でも、ミニベロの方がきついのだとか。妙だなあと思って聞くと、その方のミニベロはフロントがシングルで48t、後ろが一番大きいのが28tというなかなかに厳しい設定になっているようです。その後、奥様も店から出てきて、「榛名山まで行くんだって」という具合になりました。
私が店内に入ってアンパンを買って外で食べ終わった頃、「この自転車はどこのものなんですか?」と質問されてしまいました。メーカー名もブランド名も何も書いてないので、普通の人は変だなあと思いますね。その後、その方達のロードバイクの話を含め、色々と自転車論議に花が咲きました。

そしてお二人が出かけるというので、私は再び店内に戻ってトイレへ。終わって、乗り出してみると、直線の上り坂の遙か先までお二人の姿は見えません。速いんだなあと思いながら、ゆったりゆったり登っていくと、やっと、石段の手前でお二人の姿に近づけました。

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【伊香保の石段の前のKさんご夫婦】


再び色々お喋りをして記念写真を撮って、私は榛名山へ。登りながら、昨年の夏来たときよりは余裕があるなあ、どうしたわけだろう?と思いながら、高根展望台に到着。たぶん季節の違いでしょうね。やはり夏は大変。

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その後、もう少し登って最高地点へ。

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そこから湖に向かって下る時、結構秋色が濃くなっているなあと気がつきます。もう早い時間ではない(1時)のですが、風景が気になって、カメラを持ち出しパチリ。

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食事をしたら、2時には出発したいなあと思いながら、いつも寄る店に入ります。食券を買うとき、すぐに食べられますか?と聞くと、大丈夫だとのこと。そのとき既に1時40分に近くなっているのですが、しばらくすると、頼んだタルカツ丼がやって来ました。美味しく頂き、外に出ると2時をちょっと回ったばかり。おお結構と、帰路につきます。

ダーッと一気に渋川の街の下まで降り、何とか利根川自転車道の入り口を見つけて、帰るばかり。
でも、こぎ出すと、意外なほどハムストリングが疲れています。でも、まあ、「踏むのは体重を載せるだけ」をより徹底し、引き足を意識してこいでいけば大丈夫だろうと進みます。途中ローソンに寄って飲み物を補給。玉村を走っていて緩い上り坂に掛かったとき、突然左足のハムストリングがウギャッと痛みました。アワワワワ、こんなの初めて。マイッタ~と思いながら、色々やったら、引き足の引きを弱くすれば何とか大丈夫なことを発見。速度は一気に5㎞/hほど落ちましたけど、まあ何とか走れます。そして、狙い通り、5時に出発地に帰ってきました。

足の痛みが深刻にならなければ良いのですが。
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苦しんだ一人赤城ヒルクライム [ライディング]

今年はまだ赤城に登っていませんでした。今日は暑いくらいの天気だと言うし、じゃ、休みを取って行ってみるかと、出発しました。

利根川自転車道に深谷から乗り、前橋を目指します。しかし、ここでエネルギーを使っちゃ行けない、ペダルは重力で回すだけ、と決めます。利根橋のところで自転車道から外れ、前橋駅前まで行き、左折して赤城山を目指します。

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【利根橋から下流の眺め】

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【前橋市内で信号待ちをしている時、見たディープな風景】


AKG-HCの出発点の信号にたどり着いたのが10時30分ころ。いよいよ登り始めます。初めの真っ直ぐの部分は、以前よりも楽な気がして、この分なら案外早く着けるかな、12時にはソフトクリームにありつけるかも知れないと甘い期待。

信号で4回も5回も止められながら、じわじわと上がる内に気がつきました。水が足りない・・・。旧料金所のところに自販機があったな、あそこで買おうと決めます。それからしばらく経って、料金所が近づいてきたときには既に大分ペースが落ちていました。しかも、その旧料金所はなにやら何かの工事をやっています。うん?自販機はが無いような・・・エッ、無いのかよ、本当かよ?とその周辺や反対車線までグルッと見回しながら近づくと、ガードマンが「こんにちは」と挨拶をしてくれました。でも、無いものは無いのです。しょうがない、じゃ上の食堂まで我慢だ、箕輪だか何とか言って店があったけどあの店先に自販機があったな、あそこまで我慢だと決めます。

でも、そこからが大変。どんどんペースが落ちて、”もうこの辺で休もうか、休みたいな。でも休んじゃうと休みっぱなしになっちゃいそうだし・・、何とか自販機まで頑張るか。でも、無理することもないんだよな~。まあ、そうなんだけどー・・・”と誘惑と弱気の虫との戦い。もうマイッタ、もう勘弁してくれと思っている内に、やっと目標の自販機に到達。良かった~、有り難いと、よろよろと自販機に近づきます。ボトルを一つ買って、思わずそこにあったベンチにへたり込みます。二口、三口飲んでまた立ち上がったときには5分が経っていました。しかも、あれ、もう12時になっちゃったんじゃない? そこから始まる九十九折りの路を、えっこらしょ、やっこらしょと苦労して上がっていくと、しばらく経って、やっと観光案内所が近づいてきました。到着して時計を見ると、12時30分。2時間丁度かかっています。やっぱり、そんなもんだよな、1時間30分なんてあり得ないなと納得。銀輪乗士さんの77分台は偉大すぎますね。

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【ヘロヘロでたどり着きました】

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【大分秋が進んできたようです。売店のお姉さんの話では、2,3日前はずっとストーブを焚いていたとか】


ソフトクリームを食べて(自転車乗り特別サービスはやってなかったです。前はやってたのに・・・)、大沼側に降りて覚満淵の端の蕎麦屋に入って昼食。年配の客が10人前後いました。

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【蕎麦屋の店内。なかなか良い感じ】


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【大沼の眺め。なかなか良いですね】

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観光案内所に戻り、再び前橋市内に降ります。ナビにタキザワまで案内させ、ちょっと買い物。そして、再び利根川自転車道に乗って帰ってきました。疲れましたが、帰ってしまえば快適感が勝ります。

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【自転車に乗ったときだけ自分に許している「悪魔の飲み物」。当然、150ml増量のやつを頂きました。120円。この缶がどこにでもあるわけではないのが残念】

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何となく梅田湖 [ライディング]

29日(月)、たまたま足利・桐生方面に出かけることになった。

行田から利根川サイクリングロードに乗り、葛和田で渡しを利用した。

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そこからは真っ直ぐ北上。足利市内に入り、碁盤の目のように交差している多くの横道を適当に次々に渡っていった。まあ、ともかく北に行けば山になる。どこに上がったって問題ないのだから、道がどこに向かうかは気にすることはない。県北方言の「かまこたねー(構うことは無い)」である。

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【渡良瀬川の岸辺。良い具合。】

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【橋の西側の端。自転車専用車線となっています。反対側の端は一段高い歩行者・自転車専用線。埼玉県人からすると羨ましいですね。】


結果、道路標識に松田・名草方面と出てきた。ああ、これで良いでしょう、とそのまま進む。途中で左折すると、真っ直ぐで松田、右折すると名草というところが出てきた。ああ、去年も来たな、ここ。それも2回。

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まあいいや、右の方が少し登りがいがあったかなと右折。やがて厳島神社が出てくる。イワナの釣り堀も出てくる。

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あとは杉林の中の狭い林道を上がる。それなりの坂だが、前回のライディング時の激坂のように、前輪が浮き上がったりはしない。落ち着いたものだ。じんわりじんわり登っていると、しばらくして登り切ってしまった。右折してもう少しだけ登ると長石峠についた。

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まてよ、このコースだともう登りは無い。梅田ダムから上へ行くという線も無いわけではないけど、行ったことのない道だし、一人だし・・・ちょっとなあ・・・。というわけで、やや物足りない感を感じながら、今日のヒルクライムは終了と諦めを付けた。

あとは、何回か来た道順通り、長石峠を越え、老越路峠から左折して梅田ダムへ。

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【途中にあった皆沢八幡宮に、最近教育委員会が文化財の案内を作ったようです。】

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【八幡宮のすぐそばの庚申橋のところに沢山の庚申塔。光の加減が良いですね。】

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【同上。】

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【この人工湖もなかなか美しいですね。】


そして、桐生の市街地に下る。昼食は桐生でと思ったのだが、メインストリートの店はどこもお休み。この街は月曜日が休みか、しょうがないなあと思いながら、しばらくノロノロと走っていたが、市役所あちら、という標識を見て思いついた。役所は平日もやる、ということは、その職員や用事で訪れた人を目当てとする食堂・レストランがその回りにあるはずだ、行ってみよう。果たして、狙い通り何件も軒を連ねて営業しているところがありました。アー良かった。で、イタリアン中心のランチを出している店に入って無事昼食にありつくことが出来ました。

あとは渡良瀬自転車道に乗って、足利へ。足利からは赤岩を目指して南下。再び渡しに載せて貰って板東太郎を越える。

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【足利市内。こういうものでもあれば有り難いですよね。行田に戻って走りながら、本当にそれを実感しました。】

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【川の上は気持ちの良い風が吹いていました。】


それなりに快適なライディングでした。


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激坂三本  身の危険を感じる坂に遭遇 [ライディング]

まず、久しぶりに風布から釜伏峠に登ることにしました。その風布にどうやっていくか?玉淀ダムの右岸脇を通り山を越えることにしました。これがそもそも激坂。汗びっょりになって何とか一番高いところにたどり着きます。彼岸花が咲いていました。

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1)風布から”あの坂”を登ります。きついです。額から垂れる汗が目に入って痛くてたまらず、賽神峠のところでちょっと水を入れます。あとはノンストップで釜伏峠から登谷山を登り、秩父高原牧場まで行きました。

店は閉まっていました。コスモスが秋の装いをしていました。

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珍しく、秩父盆地に降ります。降り切ってから、美の山に登ろうという気になりました。3年前の12月に登ろうとしたら、途中から道路がグシャグシャになっていて諦めたのでした。

2)三沢郵便局の横、「地滑り危険箇所」の看板があるところを左折します。先に壁のような上り坂が見えます。でもその坂は3年前の12月に登っています。大丈夫だろうと、シッティングで行くと、途中で前輪が浮きます。慌ててハンドルの先をもって体を小さくして漕ぎました。

さて、その先が問題です。そこは今登った坂を上回るような坂でしたが、3年前来たときは舗装工事中で、私は自転車を担いで脇にある民家の庭を2軒歩いて登ったのでした。今回は勿論工事は完了してますのでそのまま行けます。で、行きました。凄いです。もの凄い。体をハンドルの前まで伸ばして漕いでも前輪が浮きます。身の危険を感じてダンシングに移行しました。勿論、体は出来るだけ前に持っていきます。後輪がスリップしたらやばいなあ・・・。ハーハーゼーゼー、いやあ、堪らない。私史上最高の激坂。ところが、この坂、見る限り終わりがありません。ずっと上まで続いています。途中で右側に橋があったので、慌ててそちらに避難。目に入った汗を取り、息を整えます。地滑り危険地帯をほぼ真っ直ぐに登る坂はさすがに凄いです。別格。

そして、再び、激坂を登ります。確か上で別の道に合流していたんだ。合流ポイントはまだかまだかと思いながら。左カーブがあって、少し緩くなりました。でも、普通に激坂。そのまま登っていくと、遂に合流ポイントに到達。そこからは右に行くのですが、その先が3年前はぐしゃぐしゃになっていたのです。

「砂利道注意」の看板が出ていましたが、かまわず行ってみます。ずっと、これ以上ないほどの粗い舗装が続きます。わざとなのか、低予算のせいか、表面はまったくなめらかさが無く、無数の横筋、というか高さ1,2㎝の段が不規則に付いています。ガタガタです。勾配はそれなりにありますけど、先ほどのとんでも無い激坂を通った後なので、もう感覚が麻痺しています。

この道をしばらく上がっていくと、遂に秩父方面から美の山に登る自動車道路に合流しました。ウソみたいに路面は綺麗になるし、勾配も緩くなります。しばらく登って、ついに山頂に到着しました。

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【北東方面を見たところ。向かいに秩父国債ゴルフ場が見えます。民宿きりしまがある集落も見えますね。】

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【綺麗な資料館がありました。】


皆野側に下ります。昼食を摂ろうと思って、親鼻橋から荒川対岸方面に向かいましたが、当てにしていて店は休み。岩畳を見下ろしながら少し下流に向かい荒川を越えます。

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【岩畳の上には観光客の姿が見えました。記念写真を撮る業者も仕事中。】


結局、突き当たりにあったレストラン「アンデルセン」に入りました。店内の電気は点いているように見えなかったのですが、「営業中」の看板が出ていたので、どうかなあと思いながら、入ってみました。他に客はいませんでしたが、「いらっしゃいませ」と女主人らしき人が言ってくれたので安心しました。パスタ定食を頂きましたが、なかなか結構でした。

食べ終わってから、再び橋を越えて上流側に向かいます。今度はこちら側から釜伏峠に登ることにしたのです。

3)皆野の運動公園の脇に、「民宿きりしま方面」の看板があり、そこを左折します。林道能林線です。この林道も結構きついところだけど、あの究極の激坂を登った後だから、もう免疫が出来て大丈夫だろう、ということにしました。

途中、有料道路の下で、彼岸花を観賞します。

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結果、予想通りでした。必死でよじ登るところもありましたが、身の危険を感じるような激坂ではありません。何とか、民宿きりしまにたどり着き、水を一口。そして、すぐに出て、別荘脇の激坂を上がり、またまた釜伏峠に着きました。

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そのまま真っ直ぐ折原方面に降ります。そして帰還。

いやあ、なかなか歯ごたえのあるコースでした。疲労がないときなら、結構良さそうです。
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奥武蔵支線・刈場坂峠・顔振り峠 [ライディング]

15日(月)、グリーンラインを久しぶりに走って見ました。

あ、そうそう。前回判明したリアディレーラーハンガーの曲がりは、行田の「さいくるしょっぷ かねこ」で直して貰いました。そうしたら調子よくて、故障前よりもスムーズにギアチェンジするようになった気がします。

今回は、松郷峠から西平に降りて、橋倉橋までよじ登ってから、林道奥武蔵支線でグリーンラインに上がりました。途中、人にも車にもまったく会わなかったのですが、一匹のリスに会いました。まったく無警戒で舗装道路の上をチョロチョロしてましたが、私が近づくと、10mばかり遠ざかりそれから脇にそれて木に登ってしまいました。

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【汗びっしょりで上がりました。】

刈場坂峠に行ってみると、いつもの移動式喫茶店が営業していましたが、今回はギターをつま弾き人がいるだけでライブはやっていなかったので、すぐに離れました。

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【曇っていて下界は見えないですね。】


そして、越生まで行くことに決めました。顔振り峠で、富士見茶屋に入って、手打ちそばを頂きます。美味しかったのですが、ちょっと足りないなあと思って、味噌おでんを追加注文。丁度良い具合になりました。

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【いつ見ても良い眺めです。ただ、今回は富士山が見えなかったのが残念。】

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【綺麗なものが咲いていました。そう言えば、今年もこの時期だったんですね。】

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【こう言うところで食べるそばはいかにも美味しそうですね。】


食べ終わったら、山襞をグルッと回って越生の黒山に降ります。ここからは広くて空いた舗装道路なので快適です。緩い下り坂を利して、気持ちよく自転車を走らせます。自分が名レーサーになったような気分になれますね。

そして、明覚駅まで降りて、今度は横松郷を上がります。今回も距離がイマイチなので、もう一つ、小振りだけど峠に上がっておこうというわけです。そして、帰還。なかなか気持ちの良いライディングでした。


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大トラブル2つ。でも、無事に帰還。 [ライディング]

昨日は最悪の一日でした。

チェーン脱落
小川町側から松郷峠を越えているとき、突然チェーンが外れてしまいました。ガラガラッと音がして、ペダルが空転を始めて失速します。落車寸前に何とかペダルを外して左足を着きます。見ると、チェーンがリヤギア一番内側の28tを越えて更に内側に落ちてホイールとの間に深く入り込んでいます。マイッタ~と思いながら、仕方なく手でチェーンを引っ張り出そうとしましたが、駄目。固く食い込んでいます。じゃ、もう少しチェーンをゆるめて引っ張ろうかと試すと今度はフロントギアからチェーンが外れてしまいました。オイオイオイ、えー加減にしてくれよ。こんなことは初めてだぜ・・・。両手を黒い油で真っ黒にしながら、愕然としてしまいました。

なおも苦闘していると、後ろから二人組のライダーがやってきます。年配の方と若い方。どうしました?と聞いてくれます。こんな具合です、と見せると、年配の方が、『じゃあこうしましょう、ああしましょう』と次々に策を考え自らの手で実行してくれます。

考えてみると、実は5日(金)午後少しライディングを行ったのですが、その最後に生け垣に立てかけておいた自転車が倒れたのです。リヤディレーラーにも土が付いていましたが、土の上だし少し傾斜のあるところだったし、ハンガーは曲がっていないと期待しておこうと決めて、片付けたのでした。そして、今日、乗りだしてみると「アレッ?サドルが曲がってるよ」と気がついて、修正。再び乗り出したとき、ギアの具合はどうかなと確かめたのですが、ちゃんとチェンジしました。それで安心して峠に掛かったのですが、少し勾配が出てきて、より楽なギヤを求めて、すでにローになっているにも関わらず更に内側にしようとシフトレバーを押し込んだときにチェーンが内側に落ちてしまったのでした。今までは、そこからは動かなかったので、こんなトラブルにはならずに済んでいました。やはり、ハンガーが曲がっていたんですね。二人組もその点指摘してくれました。私も改めて見てみると、確かにディレーラーが内側に入っています。

結局、年配の方の応急処置がうまく行って、一応インナーにチェーンは外れなくなりました。ただ、乗り出してからシフトレバーを内側に押すとやはり内側に落ちてしまいます。再び、調整し直してくれました。『これは応急措置ですから、後で自転車屋さんに行って曲がりを直してくださいよ』と言いながら。いやあ、自転車のライダーの中にはいい人がいますね。この方、自転車を始めて20数年ということですが、機械に詳しくて親切。有り難いことでした。さいたま市から来て小川の伝統工芸会館にクルマをデポ下ということてした。

そして、『どこへ行くんですか』と聞くので、私が高篠峠に行くつもりだと言うと、『じゃあ途中まで一緒に行きましょう。後ろからギヤの具合を見ていますよ』と言ってくれて、白石峠の手前まで一緒に走ってくれました。


パンク←タイヤ裂ける
その後、私は予定通り、激坂を上がり橋倉橋にたどり着き、湧水を飲んで一瞬休憩。
次いで、林道大野峠線で高篠峠へ。

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その後どうしたものかと考えましたが、結局、白石峠に回って裏定峰を下って秩父盆地に降り、長瀞で昼食を摂り、釜伏峠に登って帰還という線かな、と決めます。
ところが、白石峠に着いてみたら、そのまま堂平に登ってみたくなりました。そして、登ります。

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平日だと空いていますね。場合によったら、ここでランチでも良いなと思っていたのですが、天文台の中のレストランは営業していません。仕方なく、チラッと写真を撮ってすぐに帰ります。

ところが、右カーブを曲がって直線の下りに掛かったところで、シャーーという妙な音がし始めました。どこからしているんだろうと耳を澄ませていると、いきなり後ろから「パーン!!」という大きな音がしました。すぐに停まってみると、後輪はペシャンコ。アレアレ、しょうがないなあと、チューブを外して見ると、完全に裂けています。タイヤはどうなっているのだろうと見ると、そのチューブの裂けていたところで数㎝ホイールに沿って切れています。これは参りました。これじゃ、チューブを替えたって空気を十分に入れた途端その切れ目からはみ出して「パーン!!」だ。

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でも、2,3年前、白石峠を下る途中似たようなことがあった私は、そんなときのために、古タイヤを10㎝位の長さで裁断したものをサドルバックの中に入れています。タイヤの裂け目の部分にこれを当ててチューブが飛び出すのを防ごうという狙いです。
そして、新しいチューブをセットして空気を控えめに入れます。こうなったらもう予定を変更して帰るしかありません。タイヤの裂け目のところを見ると、古タイヤを当てているとはいえ、大分膨らんでいます。

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これで最後まで保つのだろうか?たぶん駄目だろうなと思いながら、出発します。後輪がゴロンゴロンという感触を発散しつつ、いびつに回ります。

白石峠を下りますが、後ろタイヤへの負担を軽くするためにサドルには座らないと決めます。体重は、ペダルとハンドルだけに預けます。そして、スピードも低い方が良いだろうとブレーキを掛けっぱなしで降ります。起点から1.8㎞と表示が出てきました。おおありがたい、堂平山からここまで自転車で来られた、ずっと歩きでは何時間かかるか分かったものではないからなと、まだ保っている後ろタイヤに感謝しながら下ります。

結局、そのまま、白石峠を最後まで降りてしまいました。次は松郷峠入り口まで。保ってくれよ~。祈るばかりです。サドルに座らないようにするために、ずっとダンシングで行きます。松郷峠も途中まではダンシングだけで上がりましたが、やはり疲れてしまって、仕方なくサドルの前の方に座ります。何とか保ってくれ、保ってくれと祈りながら。そしたら、保ってくれました。
下りに掛かったら、やはりダンシングです。結局、最後まで保ってくれました。ああ良かった。

しかし、なぜ後ろタイヤは数㎝も裂けてしまったのか?どうも、ブレーキパッドの付け方に問題があったようです。と言うのは、ブレーキパッドの端にタイヤと同じ色のゴムが数㎝付いていたのです。私は今の自転車にプレーキパッドを付けるとき、それようの道具を使ったのですが、使い方が不味かったのか自然にそうなったのか、後輪の右側は上部がホイールの縁からわずか上に出ていたようです。でも、タイヤにはくっつかないという微妙な距離を保っていました。ほぼ、2年前のことです。
今日、パンクの処置をした後パッドを確認すると、大分減っているんです。ただ、一番上の部分は減ってないんです。1㎜位の幅でタイヤ側に向かって飛び出していました。ハハーン、と分かりました。つまり、2年間の間にパッドが摩耗して薄くなったわけです。ブレーキを掛けるとその摩耗した部分がホイールを抑えているわけです。でも、ホイールからタイヤ側に微妙に飛び出した部分は全然摩耗していないので、ブレーキを掛けるとそれがナイフのようにタイヤを横に切ろうとするようになる、というわけです。それが丁度今日、堂平山を下るときだった、ということなのでしょう。「シャーー」という聞き慣れない音は、ナイフと化したパッドの部分がタイヤを切っていた音だったのでしょう。ほんの数秒だったと思うのですけど。タイヤが縦に切れてしまえばチューブはすぐに飛び出して「パーン!!」ですよね。

まあ、何はともあれ、ヘビーなトラブルに2つも遭いながら、無事帰還できて幸いでした。まさに不幸中の幸い。
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かつての同僚と、滝沢ダム、ニッチツ鉱山、八丁隧道、志賀坂峠 [ライディング]

昨日はかつての同僚、Hさん、Mさんと、秩父の奥を走ってきました。

私とHさんは、「道の駅あらかわ」にクルマをデポして、Mさんの待つ「三峰口駅」へ。Mさんは輪行して来たのでした。

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【三峰口駅の屋根の下になぜかあった「日産ローレル」。埼玉ナンバーでした。】

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【液の近くの橋で下を覗いてみます。荒川が小さな渓流になっています。】


そして、140号線をさかのぼり、ループ橋を渡り、滝沢ダムへ。

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【ループ橋をほぼ登り切ったところ。】

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【Hさんが来ました。】

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【Mさんもリュックを背負って元気です。】

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【ダムをバックに御両名。】

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【奥まったところにあるダムを渡る橋。】


そして、トンネルをいくつもくぐり右折して、中津川渓谷に入ります。又々、トンネルをいくつもくぐります。

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【左へ行くと中津川本流、中津川林道、三国峠。右へ行くと、神流川、金山志賀坂林道、八丁峠。勿論、右に行きます。】


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【途中の渓谷。】

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【殉職された方の卒塔婆。毎年更新されているようです。実名が書いてあります。】


最後に雁掛隧道を抜け、不思議の国、ニッチツ鉱山へ。照明が無く真っ暗で、道もでこぼこでしたが、Mさんの強力なランプのおかげで、不安無く進めました。

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【このトンネルがフシギの里への入り口。】

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【ニッチツ鉱山の建物。大雪でつぶされたんでしょうね。大型車が下敷きになっていますが、放っているんですね。】


ここからいよいよヒルクライムになります。

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【会社が作ったニッチツ鉱山の慰霊碑。】

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【結構林道を上がったところにあった廃屋。】


狭いつづら折れの道が続き、途中から勾配がきつくなりますが、何とか八丁隧道に到着。今日も霧が出てきていました。真っ暗なトンネルの向こうで奇声を発して喜んでいる若者の集団がいました。トンネルの中でこれをやると、メガホンにこだまがプラスされたように響くのが面白かったのでしょう。こういう子どもっぽいことをやる人に遭遇するのは初めてだなと思いながら進むと、途中で、空ぶかししているクルマの脇で歩いている人が二人いることに気がつきました。元気に挨拶をしてくれましたが、まあ、こういう山奥では異質な人たちですね~。

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【トンネルを抜けたところ。素晴らしい光景にうっとり。】


そして、林道を降ります。道はそれほど荒れてはいませんが慎重に、慎重に。

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【志賀坂峠。】


志賀坂峠に着いてからは、小鹿野の市街地に向けて、国道299を下ります。自然にスピードが出るワインディングロードにHさんはすっかり感激。「快適だね~。バイク(オートバイ)時代を思いだすよ」と。

確かにこのコースは、良いですよね。登りの負担はそれほどきつくなく、八丁隧道のところから長~い下り坂を楽しむことが出来ます。約27㎞。

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【途中あった「新秩父開閉所」。高圧電線を乗せた鉄塔の列が何本もここに向かって列を作っていました。】


午後1時を少し過ぎてから、小鹿野高校前の「割烹鹿の子」へ。かねて予定の通り、「わらじカツ丼」を注文します。大きなカツが2枚、丼のふたが閉じるのを邪魔した具合でやって来ます。かじってみると、柔らかい。出汁の効いた味付けも実に良い具合。ところが、旨い、美味いと食べ終わってみると、空具合が急変。ザザーッと雨が降ってきて、とても出られたものではありません。結局30分ほど様子を見てから、出発。三峰口駅を目指します。

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【途中、チラッと寄った「埼玉県山西省友好記念館」。】

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【同上。】

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【同上。】


途中の長い上り坂を登り切り、ダダーッと一気に下り坂を降り、三峰口駅近くに行ってみると、道の回りが全然濡れていません。路面ばかりか脇に落ちている枯れ葉なども、カサッと音を立てそうなほど乾いています。ホホーッ、こっちは降らなかったんだ・・・。ところが、輪行で帰るMさんと別れ、道の駅あらかわに向かい乗り出した途端、大粒の雨がポツ、ポツ。お、これはやばい。ペダルをどんど回して、道を急ぎます。ところがそれに合わせるかのように、雨の勢いが増してきます。まさか、雨雲を追いかけてその奥に自ら入りこんでいるんじゃないだろうなとHさんと話しましたが、停まるわけにも行きません。早く着きたい、着いて雨宿りをしたいとペダルを回します。「こんなに遠かったっけ?」とHさん。そうなんですね~、嫌な道行きになると、遠く感じるものなんですね、何事も。

やっと、道の駅あらかわに着いたときには、自転車もウェアも結構濡れていました。既に雨宿りをしていたオートバイのライダー二人が、哀れむように、興味深そうに、我々二人が自転車をばらしクルマの乗せる様子を見ていました。

Hさんが出た後、10分ほどして、私もクルマを出します。帰宅してみたら、雨の跡は全くありませんでした。やはり山場と平地は違う。


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