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梅雨の合間にサルに遭遇 [ライディング]

6月30(月)、いかにも降り出しそうに空を雲が覆っている中、天気予報(夜まで降らない)を信じて、ライディングに出かけました。

先ずは、折原から釜伏峠。次いで、登谷山から秩父高原牧場。つまり、私の定番コースです。グリーンライン方面を見ると、黒い雲が山に掛かっています。本当に降っていないんだろうなと心配になります。そこから粥仁田峠、さらに林道秩父高原線で定峰峠へ。これも定番になりつつあります。

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【秩父高原牧場で。いかにも降り出しそうな空。】

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【粥仁田峠を降りたところにある八幡神社。】

飲み物を補給して、グリーンラインに向かいます。ところが、白石峠に向かって少し走ると、前方に猿が見えてきました。2群3頭。大分近づくまで、向こうは気がつきません。気がついた途端に脇の山林の中に入っていきます。

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【三頭目のサルが逃げていくところ。】


白石峠からは、大野峠に向かいます。これは本当に久しぶり。去年の秋、あちら側から白石峠方面に来ようとしたら、道路工事のため春まで通行止めという表示があって、通れなかったのでした。で、こちら側から上がっていきながら、どんな工事をしたのかなと思ってみると、うん? 一箇所、ごく短い区間で舗装が新しくなっているかなと思いましたが、それだけ。何だか、道路工事にかこつけて別の目的で通行止めにしたんじゃないのかな?などと疑問を持ってしまいました。

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【本当に久しぶり。大野峠。】


この辺で前方を見ると、霧が盛大に掛かっている様子。遠くから見ると雲でしたが、近くなったので、「霧」と呼び名が変わった、ということでしょうか。道には、前夜の雨で土や小石が道路上に流されてきて、水の流れをそのまま残すように溜まっています。なるべく、石の少ないコースを選びながら進むと、刈場坂峠に到着。10台以上のクルマが広場に整列しています。20歳前後と思われる一団が記念写真を撮っています。平日なのに何の集まりなんだろうと思いながら、場所を離れます。

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【霧の刈場坂峠。】


この先、道に両側から木の枝が掛かってきて、この日の天候だと薄暗く見えます。しかも、真っ白な霧が濃いめに出ていて、10メートル先がやっと見えるかどうかという悪い視界。どこまで行こうか。顔振り峠まで行くのはちょっと心配だな、いつ雨に変わるか分からないし・・・と迷った末、林道梅本線で降りることにします。この道、数年ぶりです。自転車に乗り始めた夏にクロスバイクのCX900で降りて以来。そのときは、大きな石がゴロゴロしていて、とてもではないけどロードバイクで降りられるところではないなと思ったのですが、その後全線舗装されたという話を聞いたので大丈夫だろうと降りてみたのです。ずっと渓流沿いに降りるこの道、なかなかに厳しい道のように感じました。長いですしね。舗装の情報はその通りでした。

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【山猫軒の看板に魅力を感じました。】

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【結構崖が崩れています。】

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【木立もなかなか雰囲気があります。】


降りきったところに由緒のありそうなお寺があって、少し眺めます。

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【林道を降りきり、民家のあるところに来ると紫陽花が迎えてくれました。】

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【なかなか立派で、しかも、良い雰囲気。】

そして、また乗り出すと、すぐに3本道になっています。左側の道に入るところに「山猫軒」という看板があり、あと300メートル、の説明が付いています。林道梅本線に入るとき、やはりこの店の看板を見て、今日はうまく行ったらこの店に寄ってみようと思ったので、よしよし、とそちら側に入ります。ところが・・・・下りはあっという間に終わって、左に曲がりながらの激坂になります。しかも路面は荒れています。曲がり終わって、もう着くかなーと思うと、まだまだ・・・。先を見ると登った先は右カーブになっていて店はありません。オイオイ、本当に良いのかよ、この道で?。とんでも無い道じゃないか。オッ、今、前輪が浮いた。ステムを12cmに伸ばして体を前に載せているというのに。こんな激坂、桜山公園以来だぜ・・・。やっと登り切ると、あと200メートルの表示があって下り坂になります。ああ良かったと、降りていくと、遂にありました。でも、でも、でも・・・ひょっとしたらと思っていたとおり、今日は休み。週末と祭日しかやっていないんですね。看板に書いておいてくれた方が親切だよな、と思いつつ、それほど落胆はしません。とりあえず「注文の多い料理店」ではなく、良かったです。

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【店の脇に赤い外車と軽トラが駐まっていました。】

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【少し降りたところにあった馬のパドック? 奥の家が片側の柱がないので、アリャアリャ?と停車。】


そこからずっと降りていって橋を渡ると、途端に紫陽花が道の両側に咲いています。クルマを止めて写真を撮っている人もいます。ここ、あじさい街道なんですね。何年か前、上から降りたことがあったのでした。

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【河に突き出すようにも咲いていましたね。】

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少々写真を撮って、うどん屋で昼食を摂り、ときがわに出て、松郷峠を越え、小川からかやの湯坂を越え帰宅。気持ちの良いライディングでした。

なお、このところ、ステムの長さは12cmのままですが、腰から先を真っ直ぐにお辞儀をするように倒すやまめ乗りはしていません。やはりあれはきついです。腰を立て気味にして腹を丸めてサドルに座り、ハンドルを持つ腕は真っ直ぐではなく、少し肘を曲げ余裕を持たせています。上半身の体重があまり腕に乗らないので、その分、背筋・腹筋に余計に負荷が掛かることになりますが、それでも、この方がお辞儀をするように真っ直ぐ倒すより楽な気がします。踏み足は以前より意識していますが、引き足も意識して使っています。よく、やまめ乗りだと言われる新城選手のフォームも、実はそうではなく、腰を立てていますよね

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tomochan

6月21日の記事はパスでしょうか?
国道254号の美里町あたりでお見かけしたと思ったのですが。
やまめ乗り?のローディーを見かけたもので。^^
by tomochan (2014-07-07 18:45) 

ぱるる

tomochanさん、こんばんは。
エエッ?6月21日に遭遇していましたか?それは失礼しました。
あの日は、志賀坂峠まで行って、神流町側に降りて児玉を通って帰って来ました。
でも、あの日のライディングのせいかそうではないのか分かりませんが、、その後非常な倦怠感に襲われまして、完全回復に一週間かかりました。本当のところ原因は何だったのか良く分かりません。そんなわけで記事をアップずる機会を失ってしまいました。

by ぱるる (2014-07-07 20:49) 

銀輪乗士

霧の出た林道は、なかなか風情がありそう。でも、ちょっと怖そうでもありますね。
新城選手のフォームは肩甲骨が寄って胸を張っているところが、やまめ乗りみたいに見えるのでしょうか。

by 銀輪乗士 (2014-07-07 22:02) 

ぱるる

銀輪乗士さん、こんばんは。
そうです。ちょっと怖かったですよ。でも、空いていて対向車ゼロ。それで少々救われた感じですね。
新城選手のフォーム、そうなんでしょうね。背中は途中から平らですよね。でも、このタイプのライダーは一般人では一番多いような気がします。背中をこんもりと丸めるのは難しいですよね。
by ぱるる (2014-07-08 22:30) 

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