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雲河原・高篠峠・長尾根・城峰山林道徘徊 [ライディング]

今日はグリーンラインを横断して秩父盆地に降り、盆地を横断して城峰山に登り、牛石に降り、逆陣見山線で帰るというコースを画策したのですが、失敗しました。このところ、失敗ばかり。今回の原因は、城峰山で林道を徘徊してしまったこと。

8時頃に、出発し、小川の町内から松郷峠を上がります。さらに、雲河原まで行ってみました。

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【松郷峠。この写真を撮っている間にも何人もローディーがやってきました。】

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【逆裏松郷を通って雲河原に登るのも久しぶり。】

降りて、西平から松倉橋をめざします。途中から激坂。いつもながら厳しいです。激坂に掛かる前に、4,5人の集団に抜かれます。最後の人にちょっと聞いたら、いろいろなところから集まって、小川の道の駅で集合したとのこと。ブログ仲間なのかな。激坂に掛かってからはペースは同じくらいなので、その集団の最後の人とほとんど同時に松倉橋に到着。9時35分頃。私は湧き水の水を飲み、頭と手に掛け、すぐに出発しました。先が長いので急がなくては。

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【松倉橋で。湧き水の所に早く着いた人がいます。】


今日は高篠峠に登ることにしました。前後、誰にも会わずに到着。10時5分くらい。グリーンラインを横切り反対側の林道定峰線で秩父盆地に降ります。やはり、山を下りるのは怖いです。ブレーキを握る指と首が疲れて途中で一回停車。

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【私がここにいるときは人口密度が低かったような・・・】

大野原から秩父農工科学高校の前をかすめ、秩父橋へ。記念写真を撮っている若者が数名。

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【やはり絵になりますよね。欄干の上で飛び跳ねている少女はいなかったですね。】

尾田蒔から北進して長尾根を超えます。蒔田で右折して下吉田へ。龍勢会館に寄って昼食。時間は11時20分で、客はまだいません。今日はピザを食べることにしました。ついてにノンアルコールビール頂きました。結構豪華か?

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【ピザの店の店内。純和風。映画「草の乱」のときのセットなら、それはそうですね。】

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【今日の昼食。ノンアルコールビールは満足するだけ飲もうとすると、一本では足りないですね。ライディングの途中だと。】


食べ終わって、城峰山を登ることにします。県道から右折するいつものポイントへ行ってみると、大量の土砂が道をせき止めていて通行止め。ありゃりゃ、そう言えば、tropiさんがコメントでそのことを教えてくれていたなと思い出しましたが、はて、どうしたものか。すぐ右脇に細い激坂があるけど、これがもしかして、その先につながっていたりして・・・と期待して、苦労して上がってみましたが、水道関係の施設があるだけ。諦めて降ります。

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【こういう施設でしたね。すぐ左脇には大量の土が積まれていました。】

県道に戻ってから、龍勢会館方面に戻ります。橋を越えたところで左折。『城峰山 阿熊方面』に入りました。このまま行くと、龍勢ヒルクライムの下山コースを逆走して上がることになるけどどうしようか?途中で『天空』方面に右折しちゃっても良いな、まあ、その辺はその時任せで・・・と決めて上がります。

そして、阿熊まで着いたら、難問に突き当たりました。三叉路に表示があります。右に行くと城峰山キャンプ場、真っ直ぐ行くと「石間方面迂回路」。どうしようかなと考えること10秒。石間方面に行くことにしました。

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【ここです。この『迂回』という文字がなければ、行かなかったのに・・・。なお、ガードレールの裏に蜂が数匹で巣を作っていました。自転車を立てかけても気にしないくらい熱中していましたよ。】

しかし、これがまちがいの元。厳しい坂がどこまでも続きます。ウーン、『迂回路』ってもっと優しいものじゃないの?狭くてクルマはすれ違いが出来ないし・・・石間の人が県道に出るために用意された道にしてはおかしいなあと思いながらも、途中で引き返しちゃ、ちょっと不味いよなと我慢して進みます。何が不味いのか分からないまま。『迂回路』という表示はその後も何度か現れました。ところがそのまま真っ直ぐ行くと、なんと『この先行き止まり』。エーッ?と思いながらも、行けるところまで上がって納得しました。確かに行き止まり。諦めて降りるとき、『斜度19%』の標識が倒れそうに立っているのに気がつきました。厳しいけど、そこまでだった?

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【白岩という集落なんですね。獅子舞が文化財になっているんですね。】

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【左脇に出てきました。この先行き止まり。】

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【この地区の水道関係の施設ですね。民家はこの上に一件のみ。雨戸が閉まっていましたが。】

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【水道の施設の前にあった立て札。凄い倒れ方ですが、滅多に人が来ないところなので問題ナッシングでしょうか。ただ、この周り虫が凄くて困りました。顔の周りから離れないんです。下るとき足の辺りを見たら数匹、自転車と同じスピードで付いてきていました。】


坂を下っていくと、庭先で仕事をしている奥さんがいたので石間方面の道を聞くと、『少し下がって右』とのこと。ありがたい。今度は横の行くのだから斜度は楽になるだろうと期待します。しかし、その道に入ってみると期待は裏切られます。その先は全く人家が無くなりますが、まだまだ道は上に上がっていきます。こんなことなら、城峰山に上がっちゃうよ、これで下りに掛かったらずっと下りっぱなしで石間じゃ嫌だよ。でもずっと、ずっとつづら折れの登りが続きます。あるカーブを曲がったら、『アレッ、子猫が2匹いるぞ!』。よく見ると、狸。まあね、ダーレも通らない道だから君たちにも安心だよな。狸の子どもは、側溝に入って逃げていきました。そして、さらに3つ4つつづら折れを上がると、今度は狸の子どもが道の上で熟睡しています。「オラーッ!!」と怒鳴ると、慌てて跳ね起きて逃げていきました。人間は怖いものだという意識を着けておかなくてはいけないですよね(両シーンとも写真を撮ったのですが、ブレブレで当人以外には判別不明。残念。)。

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【この狸しか見なかった林道、金が掛かっていますね。こういう切り通しのところがたくさんありました。】

そうして、さらにしばらく登っていくと、その先のカーブに西日が当たっています。たぶんアソコが天辺だと当たりを付けるとその通りでした。で、どこに降りるんだろうかと進むと、期待に反し、どんどん下ります。下りに下って着いた先は、あの石間の城壁のような斜面よりもずっと下。ほぼ平らなところでした。14時ちょっと過ぎ。これだけ足にダメージを溜めちゃったらもう城峰山には上れないと諦めました。

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【下ったところに登山道の案内が出ていました。林道の天辺から入ると頂上も近いような気がしてしまいました。】

すると、そのとき、右方から人々の行列がやってきます。なんじゃろな?と見送ってからパチリ。先には一眼レフで待ち構えている方が二人。私もその方達の脇まで行って一応パチリ。そして、行列から離れたのですが、その先で行列を待っている奥様方にどういう行事なのか聞いてみると、『虫送り』。あー、この前見た門平の標識に書いてあったものと同じだ。お盆の終いに霊をお送りするのと一緒に、害虫も集落の外まで追放しちゃおうという祈りな訳ですね。期せずして興味深いものに遭遇しました。

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【虫送りⅠ】

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【虫送りⅡ】

後は下ります。『迂回路』を登って戻ることなんて、疲れていて到底出来ないし、たぶん、通行止めの所まで行けば、何か、本当の『迂回路』があるだろうと思って。行ってみると、実際にその通りでした。なんと、あの県道からの入り口の少し西に初めに行っていたら、すんなり本来のコースに入れたのだなあと、知りました。ムダな労力を使ってしまった。

で、後は県道で皆野に行き、長瀞の対岸に渡り、波久礼から折原に渡り、帰ってきました。106㎞程度。距離の割には疲労感が大きかったです。
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【今日も荒川対岸からパチリ。カヤックをやっている集団がありました。私もかつてここでカヤックのレッスンを受けたことがありますが、思いの外水流が速いんですね。何度か沈没して流されたので身を以て知っています。ライフジャケットと先生付きなので何の事故にもなりませんでしたけど。今日はここよりも上流で小川の大学生がおぼれたということですが、長瀞は見かけほどには優しくありませんね。】

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銀輪乗士

精力的に走られてますね。
旧秩父橋の欄干の上で飛び跳ねる白いワンピースの少女が見えなくて残念でした。でも見えたら、それは熱中症による幻覚かも^^
  

県道から石間を経て城峯山へ上る道、土砂で埋もれたところから10メートル程、土坂峠方面へ行くと土砂の向こうへ出られる道が出来てますよ。
  

石間の虫おくりは知りませんでした。来年はこちらも見学してみたいと思いました。

by 銀輪乗士 (2013-08-17 07:00) 

ぱるる

銀輪さんに精力的と言われるほどのことはありません。久しぶりに走っただけなんです。
県道から石間方面への道は帰りに確認しました。初めにちょっと先まで行けば問題なくスムーズに行ったんですけどね。残念でした。
虫送りという行事は色々なところでやっているんですね。秩父には興味深いことが沢山ありますね。
by ぱるる (2013-08-17 11:27) 

ZERO

走りましたね~
小川から秩父を抜けて城峯山。健脚コースですよ!
これで城峯山の道に詳しくなったのでは無いでしょうか?
今度はナビをお願いしますね(^^ゞ
by ZERO (2013-08-17 22:46) 

ぱるる

ZEROさん、こんばんは。
いやあ、林道で迷いましたが、林道はまだまだありそうですね。なかなか人様を案内できるほどにはなりません。
でもこのコース、そのうちまたトライしてみます。
by ぱるる (2013-08-17 23:03) 

hayazou2002

石間の虫送り、色んなお祭りあるんですね。
勉強になります。
by hayazou2002 (2013-08-18 17:49) 

ぱるる

harazou2002さん、こんばんは。
そうですね。隣り合った幾つかの地区で同じ日に同じ趣旨の祭りをやるというのは、それなりの意味があるんでしょうね。
by ぱるる (2013-08-18 18:59) 

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