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苦しんだ七重峠-雪は無し [ライディング]

1月6日(日)、久しぶりに峠に上がりました。

前回乗ってから風邪を引いてしまって、年末は乗れる状態ではありませんでした。風邪を引くのは、この冬、なんと3回目。どうしたんでしょう。引くたびに直るまで1週間から10日かかっていますから、寒くなってからはかかってない日の方が少ないのではないかと思うくらい。

そして、新年になってからは、パソコン狂い。休みに入る前は電子書籍を読もうと結構準備をしていたのですが、ついついパソコンのアップグレードをどうしようかななんて思い始めて、ドツボにはまりました。3300円でVistaをWindows 8 Proにアップグレードできるという誘い水に乗せられて、さんざ悩んだあげく、ついに敢行。それに併せて、ハードウェアの方も色々いじっていると思わぬトラブルが沸いてきます。まあ、何とかかんとか解決してやっと落ち着けるかなと思ったら、休みに入るときに注文しておいたタブレット端末NEXUS 7が配達されてきたではないですか。これのセットアップ、アプリのインストール、そして試用、その他色々とてんてこ舞い。なかなか自転車に意識がいかず、また行っても先月の23日から全くペダルを回していなくて、又々体がなまってしまったよなあと不安が募るばかり。

でも、やっとの事で4日、そして昨日と、ペダルを回したのでした。4日は、ときがわ町・鳩山町の周回コースを3周。昨日は七重峠でした。
自宅からときがわ町に向かってから松郷峠を南から抜け、小川の盆地に入ります。
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【矢岸橋。久しぶり。】

そして、赤木から七重峠に登ることにしました。今年は雪も降ってないような気もするし、たぶん行けるだろうと切り通しの先の信号を左折して、槻川の流れに沿って自転車を走らせます。
そして、いよいよ、ダム方面への道との三叉路のところから、急坂を登ります。きついだろうなとは思っていたのですが、実際行ってみると、想像以上でした。こんなにきつかったっけ、と先を見ると、壁の斜面を縫うようにつづら折れの道が続いています。はあー・・・と見上げながら、こんなだった?ほんとにこんなだったっけ?と自分の甘い記憶との齟齬に愕然とするばかり。だめだ、今日は行けない。そうだ、あのお宮、民俗学的価値があると、一部に喜んでいる人がいるあのお宮まで行って今日は引き上げることにしようと決めます。そこまでは我慢だと、なおもずっと続く急坂に耐えますが、耐えきれず思わずダンシング。ダンシングと言ったって、攻撃的なやつでは全然なく、ただただ、自分の体重を乗せてノロノロふらふらと進むだけの立ちこぎ。さんざ苦しんでいるうちにやっとの事で、目指す目標、「延命堂」に到着しました。何の信仰も持てない私ですが、一応写真くらいは撮っておかなくちゃねととりあえずパチリ。
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【小さな祠です。】

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【これが民俗学的価値があるという御本尊。うーん、いろいろなものが立っていて、どれが御本尊なのか悩みますね。】


休んだ時間は5分もなかったのかもしれませんが、自転車のところに戻ると、帰る気はなくなっていました。もう少し上、あの湧水のところまで行ってみようと気持ちが変わりました。登り出すと、さっきまであんなに大変だったのが嘘みたい。ありゃ、元々この辺の道はたいした斜度ではなかったんだ。そう思えるようになったのもあの御本尊の御利益か。まさか、ちょっと休んだ効果だよ、などと思いながら何とか漕いでいると、湧水に到着。熊注意の看板が立っています。水は出ていますが、周りが凍っていますね。と言うか、そのまんま氷。日が差さないところですからね。

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【水の周りが白いです。】

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【こういう氷そのものが取り囲んでいました。ビンディングシューズでは上がれません。】


ちょっと写真を撮ってまた登ります。なんだか登り切れる気になっちゃったんですね。途中まではよかったのですが、やはりきついですね。もう着くかと思わせられる辺りから本当にきつくなりますね。あえぎあえぎしながら、やっとの事で登り終えました。最後は本当に意地だけ。どういう意地だろう。さあ・・・?。
誰もいません。まあ、登っている途中も誰にも会いませんでしたね。温度は思ったほどには寒くないですね。一応、下りように使おうかとダウンジャケットを背中のポケットに押し込んできたのですが、その必要はありませんでした。

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【誰もいない七重峠。よく無線関係の車が駐まっているんですけどね。真冬の峠はさすがに敬遠でしょうか。】

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【この看板もずいぶんヤレタ感じになって良い味を出していますね。】

下ります。長いですね。一カ所、道の真ん中に水たまりがそのまま氷ったようなところがあったので、どこだったっけなあと、それを意識しながら降ります。でも、途中で首が痛くなってきて、一度停車。やはり姿勢を支える筋肉が駄目になっていますね。
下りきってから、小川のインド料理の店で遅い昼食をとります。そして、今度は南に向かい松郷峠を越え、ときがわ町に入り帰宅の途につきました。
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コメント 6

銀輪乗士

七重峠、最後に赤木から上ったのはずいぶん前です。
上りの傾斜は延命堂のご本尊?くらいだったと記憶にありますが、そんなことなかったでしたっけ?
by 銀輪乗士 (2013-01-08 07:26) 

ZERO

風邪にだいぶ苦しめられたようですね。
ムリは禁物ですよ~ お大事に^^

あらら~ 「延命堂」の内のチン列物が!
アレを見ると自信喪失ですorz
by ZERO (2013-01-08 21:44) 

tomochan

何とかは風邪を引かないと言いますが、私はここ何年も風邪で寝込んだことはありません。でもノロでは2回ダウン。生活環境を疑われてしまうようです。
どうぞ、お大事に。

角度というのは加齢やその日の体調によって変わってくるようです。
ご本尊の角度ではなくて、坂道の傾斜の角度の感じ方のことです。^^

by tomochan (2013-01-09 20:08) 

ぱるる

銀輪上司さん、こんばんは。
えっ?御本尊と同じくらいの角度?それはミサイルが発射されるほどの角度ですね。銀輪上司さんなら宇宙空間まで行っちゃいそうですね。
by ぱるる (2013-01-09 23:43) 

ぱるる

ZEROさん、こんばんは。
本当に風邪にはこりごりです。
えっ?自信喪失ですか?そんなことはないでしょう。十分勝っているんじゃないですか?
by ぱるる (2013-01-09 23:43) 

ぱるる

tomochanさん、こんばんは。
何年も風邪を引かない?それはすごいですね。さすがです。最近は「馬鹿は風邪を引く」と言いますからね。
角度、確かにそうなんでしょうね。現在の私にはきつすぎる峠でした。
by ぱるる (2013-01-09 23:46) 

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