地滑り危険箇所の激坂・落車 [ライディング]
今日は、「身の危険を感じる激坂」に登って来ました。つまり、三沢から美の山に登る坂です。「この地区は地滑りの危険が予想される地形をしています」という看板があります。そこをほぼ直線に登るという飛んでもない坂です。
前回来たときは、前輪が浮くのを抑えられなくて仕方なくダンシングで必死に這い上がりました。今回も大変だろうと、なるべく筋肉の疲労を溜めないで行くことにして、今日は釜伏峠は避けて、荒川対岸に渡ってから金尾峠を越えます。そして、長瀞から皆野町三沢へ。郵便局の手前に「地滑り危険箇所」の看板が出ています。ここから入ります。
初めの激坂。
なぜかずっと縦に筋が入れてあります。前回来たときは途中から前輪が浮いたので、それを意識して、サドルの前の端に座り、手をブラケットよりずっと前に持っていき、右左ともペダルを全身で漕ぎます。すると、思ったよりもスムーズに上がります。『アレッ、こんなに軽かったっけ?』と思いながら、上がりきりました。その先は20~30m程7、8%の坂になっています。少し休めるかと思った途端、激しい喘ぎと心臓のドッキンドッキンがやってきました。ウワッ遅れてやってきた。やはり軽くなかった、とんでも無いことだ。
すぐに次の激坂がやってきます。こっちは更に凄い!ここだけ舗装がざらざらで、しかもずっと横に筋が入っています。『まあ、そうだろう。そのくらいしなくちゃ心配なところだよな』と思いながら、荒い息が収まりきらないうちに、突入です。さっきの激坂と同じように漕ぎますが、すぐにハーハーゼーゼー。『ウワー効いてるなあ』と思いながら漕いでいると、運悪くクルマが降りてきます。『参ったなあ、止まったら発進できなくなっちゃうし・・・」と思いながら、ダンシングで何とか左端に寄ります。そのままダンシングを続けていると、まさに心臓が口から飛び出すような勢い。上を見ると、ちょっと先に右側に逃げられる橋があります。必死にそこまで上がって停止。喘ぎとドッキンドッキンがますます強くなるようで、なかなか収まりません。
【橋のところから下を見たところ】
【橋のところから上を見たところ】
少し収まってから再び出発。必死に上がります。少し上がるとやっとのことで道が左に曲がります。少し緩くなりましたが、でも、やばり激坂。このまま行けば、あと200m位で他の道との合流点に行く着くなあと漕いでいると、アラッ?工事中だ!これは上がれない。
【この地点で山を見るとこんな具合。案外高いです。】
息が収まってから、仕方なく今来た道を下ります。イヤー、怖かった。腰をサドルよりも後ろに落として思いっきりブレーキを掛けてノロノロ、ノロノロと降りました。
【下る途中に見た祠。ここにも地滑り危険箇所の看板があります。】
降りきってからどこに登ろうかと考えましたが、今日は秩父高原牧場にしようと決めました。「秩父高原牧場まで5km」の看板のところで左折して登り始めます。結構きついですね。折原からの釜伏峠くらいでしょうか。ただ、強度があまり変わらずずっとそのまま続くのが辛いですね。
【ポピー畑】
【同上】
そして、この坂を99.99%以上登り切ったところで、何と落車してしまったのです。
この坂を登ったあとは、粥仁田峠に行こうと初めから思っていたのですが、牛の姿を見た途端、ヘリポートのところまで行こうか、行かずに粥仁田峠に入ろうか考えてしまいました。ほんの一瞬のことですが、その時ペダルを漕ぐのを忘れてしまいました。上り坂の最後の左カーブのところだったのですが、上り坂で漕がなければ当然落車します。左の柵に向かって倒れるとき、激しい痛みが襲うことを予想しました。と言うのは、ほんの直前まで柵には有刺鉄線が張られているのを目の端で見ていたからです。ところが痛み無し!!アレッと見てみると、その部分に張られていたのは有刺鉄線ではなく紐でした。おおラッキー。有刺鉄線はその奥の柵に張られていました。なるほど、動物用には有刺鉄線。人間にはそこまで入り込まないように紐を張っていたんですね。助かりました。
牛の柵の前で、私の様子を見ていた人がいたので、「大丈夫です」と声を掛けました。本当に良かった。運が悪ければ救急車騒ぎになったかも知れません。
【このシーンに見とれてしまったのです。】
【ここか倒れたポイント】
一応、ヘリポートのところまで上がりました。
粥仁田峠方面の入り口で牛が熱心に石をなめていました。
牛が石をなめるのに満足したのを見てから、予定通り粥仁田峠に行きます。
そして、谷を下り、登り、また下ります。
【山の姿が変わってしまっていますね。】
【こう見ると、この山中の集落は隔絶しているように見えますね。】
【村社八幡神社とありました】
さらに登り、林道秩父高原線に入ります。
【これは、出口のところにあった標札。反対から来れば入り口ですね。】
そして、定峰峠へ。
茶店のお婆さんが今日はなぜかひさしの下で座っていました。アイスを買うとき、顔を見ると、この前来たとき(昨年よりもずっと太っていました)よりも痩せているように感じたのでそう言うと、病気をしたのだそうです。
アイスを食べ終わって、「お元気で」とお婆さんに挨拶をして、白石峠に向かいます。峠直前の坂が厳しいのですが、今日は規格外の坂を登った後なので、特に激坂とも感じませんでした。休まずそのまま堂平山に上がります。
堂平山は、今日はなぜがロードバイクのライダーが沢山。何でしょう?自転車ラックに置ききれず、その回りに沢山自転車が置いてありました。この調子じゃ、レストランで昼食を食べるのも大変だなと想像し、山を下ることにします。
白石峠からときがわ町方面に降ります。そして、松郷峠を越えて小川盆地へ。東秩父に向かい、かやの湯坂を越えて帰還。激坂登りが少し少なかったかな。
前回来たときは、前輪が浮くのを抑えられなくて仕方なくダンシングで必死に這い上がりました。今回も大変だろうと、なるべく筋肉の疲労を溜めないで行くことにして、今日は釜伏峠は避けて、荒川対岸に渡ってから金尾峠を越えます。そして、長瀞から皆野町三沢へ。郵便局の手前に「地滑り危険箇所」の看板が出ています。ここから入ります。
初めの激坂。
なぜかずっと縦に筋が入れてあります。前回来たときは途中から前輪が浮いたので、それを意識して、サドルの前の端に座り、手をブラケットよりずっと前に持っていき、右左ともペダルを全身で漕ぎます。すると、思ったよりもスムーズに上がります。『アレッ、こんなに軽かったっけ?』と思いながら、上がりきりました。その先は20~30m程7、8%の坂になっています。少し休めるかと思った途端、激しい喘ぎと心臓のドッキンドッキンがやってきました。ウワッ遅れてやってきた。やはり軽くなかった、とんでも無いことだ。
すぐに次の激坂がやってきます。こっちは更に凄い!ここだけ舗装がざらざらで、しかもずっと横に筋が入っています。『まあ、そうだろう。そのくらいしなくちゃ心配なところだよな』と思いながら、荒い息が収まりきらないうちに、突入です。さっきの激坂と同じように漕ぎますが、すぐにハーハーゼーゼー。『ウワー効いてるなあ』と思いながら漕いでいると、運悪くクルマが降りてきます。『参ったなあ、止まったら発進できなくなっちゃうし・・・」と思いながら、ダンシングで何とか左端に寄ります。そのままダンシングを続けていると、まさに心臓が口から飛び出すような勢い。上を見ると、ちょっと先に右側に逃げられる橋があります。必死にそこまで上がって停止。喘ぎとドッキンドッキンがますます強くなるようで、なかなか収まりません。
【橋のところから下を見たところ】
【橋のところから上を見たところ】
少し収まってから再び出発。必死に上がります。少し上がるとやっとのことで道が左に曲がります。少し緩くなりましたが、でも、やばり激坂。このまま行けば、あと200m位で他の道との合流点に行く着くなあと漕いでいると、アラッ?工事中だ!これは上がれない。
【この地点で山を見るとこんな具合。案外高いです。】
息が収まってから、仕方なく今来た道を下ります。イヤー、怖かった。腰をサドルよりも後ろに落として思いっきりブレーキを掛けてノロノロ、ノロノロと降りました。
【下る途中に見た祠。ここにも地滑り危険箇所の看板があります。】
降りきってからどこに登ろうかと考えましたが、今日は秩父高原牧場にしようと決めました。「秩父高原牧場まで5km」の看板のところで左折して登り始めます。結構きついですね。折原からの釜伏峠くらいでしょうか。ただ、強度があまり変わらずずっとそのまま続くのが辛いですね。
【ポピー畑】
【同上】
そして、この坂を99.99%以上登り切ったところで、何と落車してしまったのです。
この坂を登ったあとは、粥仁田峠に行こうと初めから思っていたのですが、牛の姿を見た途端、ヘリポートのところまで行こうか、行かずに粥仁田峠に入ろうか考えてしまいました。ほんの一瞬のことですが、その時ペダルを漕ぐのを忘れてしまいました。上り坂の最後の左カーブのところだったのですが、上り坂で漕がなければ当然落車します。左の柵に向かって倒れるとき、激しい痛みが襲うことを予想しました。と言うのは、ほんの直前まで柵には有刺鉄線が張られているのを目の端で見ていたからです。ところが痛み無し!!アレッと見てみると、その部分に張られていたのは有刺鉄線ではなく紐でした。おおラッキー。有刺鉄線はその奥の柵に張られていました。なるほど、動物用には有刺鉄線。人間にはそこまで入り込まないように紐を張っていたんですね。助かりました。
牛の柵の前で、私の様子を見ていた人がいたので、「大丈夫です」と声を掛けました。本当に良かった。運が悪ければ救急車騒ぎになったかも知れません。
【このシーンに見とれてしまったのです。】
【ここか倒れたポイント】
一応、ヘリポートのところまで上がりました。
粥仁田峠方面の入り口で牛が熱心に石をなめていました。
牛が石をなめるのに満足したのを見てから、予定通り粥仁田峠に行きます。
そして、谷を下り、登り、また下ります。
【山の姿が変わってしまっていますね。】
【こう見ると、この山中の集落は隔絶しているように見えますね。】
【村社八幡神社とありました】
さらに登り、林道秩父高原線に入ります。
【これは、出口のところにあった標札。反対から来れば入り口ですね。】
そして、定峰峠へ。
茶店のお婆さんが今日はなぜかひさしの下で座っていました。アイスを買うとき、顔を見ると、この前来たとき(昨年よりもずっと太っていました)よりも痩せているように感じたのでそう言うと、病気をしたのだそうです。
アイスを食べ終わって、「お元気で」とお婆さんに挨拶をして、白石峠に向かいます。峠直前の坂が厳しいのですが、今日は規格外の坂を登った後なので、特に激坂とも感じませんでした。休まずそのまま堂平山に上がります。
堂平山は、今日はなぜがロードバイクのライダーが沢山。何でしょう?自転車ラックに置ききれず、その回りに沢山自転車が置いてありました。この調子じゃ、レストランで昼食を食べるのも大変だなと想像し、山を下ることにします。
白石峠からときがわ町方面に降ります。そして、松郷峠を越えて小川盆地へ。東秩父に向かい、かやの湯坂を越えて帰還。激坂登りが少し少なかったかな。
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